補助金と助成金の違い

補助金も助成金も国や地方公共団体、民間団体から支給されるお金のことを指します。どちらも原則として返済は不要です。

補助金と助成金はお金を受け取るための条件に違いがあります。

まず補助金については、予め採択件数や金額が決まっているものが多くなっています。
従って、公募期間内に申請を行い、応募のための要件や書類を満たしているかなどについて審査されます。つまり、申請をしても必ずしもお金を受け取ることができないのが補助金の特徴です。さらに、審査を通ったとしても、支給されるまでに時間がかかる(後払いである)という点には注意をしなければなりません。

これに対して助成金は要件を満たしていれば受給できる可能性が高いことが特徴です。
助成金は雇用関係の助成金と、研究開発型の助成金に大きく分けられます。公募期間内に申請をする必要がある補助金とは違い、助成金の申請は年間を通して可能であることがほとんどです。

またこれらの違いは管轄の違いでもあり、補助金という言葉は主に経済産業省や地方自治体で用いられ、助成金という言葉は厚生労働省で用いられることが多くなっています。

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