創業計画書・事業計画書の違い

創業計画書と事業計画書、どちらも似たような名前ではありますが厳密には異なるものです。どのような違いがあるのでしょうか。

創業計画書はその名の通り事業を始めようとした際にどのような事業を始めたいかを説明する資料になります。一方事業計画書は事業をすでに行っている際にどのような事業をしているのかを説明する資料になります。そのため、創業計画書は「これからどのような事業を行うのか」、事業計画書は「今どのような事業を行っているか」という違いになります。

事業計画書はすでに事業を開始しているということもあり、現在の事業でどのくらいの利益が出ているのか、経費はどのくらいかかっているのかということまで多角的に説明することが可能です。一方創業計画書はあくまで事業展開の構想でしかないため、現実的な事業であるかどうかも未確定な「計画書」になります。そのため創業計画書に書く自社の強みとしては経営者の経歴や資金調達の方法などであり、一方事業計画書は過去の会社としての実績を記載することが可能な点が違いとして挙げられます。

かいせい税理士事務所では、関西を中心に「福祉医療事業の資金調達」に関するご相談を承っております。全国対応も可能ですので「融資を受けたい」「事業計画書の作成の支援をしてほしい」「総合的な資金調達業務を依頼したい」というお悩みをお抱えの方はお気軽に弊所までお問い合わせください。