かいせい税理士法人 > 福祉医療事業の資金調達 > 医療法人化をするメリット|法人化するベストなタイミングはある?

医療法人化をするメリット|法人化するベストなタイミングはある?

医療法人化をどのタイミングでやろうかということをお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は医療法人をどのタイミングで設立したらいいのかということについて解説していきます。

 

■医療法人になるとメリットが大きい
医療法人になることによって様々なメリットがあります。例えば社会保険に加入出来たり、退職金を経費計上することが出来たり、税率が抑えられたりというメリットがあります。しかし、医療法人にするタイミングをのがしてしまうと大きな損失を被ることにもなります。どのタイミングで医療法人にすれば良いのでしょうか。

 

■医療法人にするタイミングは3つ
①収入が1800万円を超えた場合
個人事業の場合には累進課税制度のため、所得に応じて税率が変わり最高税率は住民税も合わせて55%となります。一方で医療法人の場合には利益が800万円までが15%、利益が800万円を超えた部分に関しては23.2%であるため、この逆転をするタイミングがおおよそ1800万円となります。そのため、売り上げがコンスタントに1800万円を超えるようになったら医療法人化を検討してもよいでしょう。

 

②年間の社会保険診療報酬が5000万円を超える場合
これは年間の社会保険料診療報酬が5000万円以下の場合には、必要経費は概算経費として計上できる特例があるためです。この特例がなくなって税制面での優遇がなくなった際に医療法人化を検討することも良いでしょう。

 

③事業拡大を検討している場合
この2つに当てはまらなくても、今後そのような状況になる可能性がある、急拡大を目指しているという場合には医療法人化も検討しましょう。

 

医療法人化にするタイミングは事業の状況、売上高にも関わってきます。医療法人化にするタイミングに関してはまず専門家にご相談いただくことをおすすめいたします。

 

かいせい税理士事務所では、関西を中心に「福祉医療事業の資金調達」に関するご相談を承っております。全国対応も可能ですので「融資を受けたい」「事業計画書の作成の支援をしてほしい」「総合的な資金調達業務を依頼したい」というお悩みをお抱えの方はお気軽に弊所までお問い合わせください。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

税理士紹介

Tax accountant

大石英樹税理士の写真
大石 英樹 おおいし ひでき 所属 日本税理士会 連合会

豊富な経験を活かし、最高のサービスを提供し続けることでクライアント、カンパニー、パートナー、社会と最良の共生を目指します。

これまでの豊富な実務経験とフットワークの軽さを武器に、企業経営者様の良きパートナーとして、日々全力できめ細かいサービスを提供し、お客様の笑顔を見ることが私たちの喜びです。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

事務所概要

Office Overview

名称 かいせい税理士法人
所属税理士 大石 英樹(おおいし ひでき)
所在地 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島4-6-29 第3ユヤマビル7階
連絡先 TEL:0120-33-4589
対応時間 平日 9:00~18:30
定休日 土日祝(夏季・年末年始)
アクセス 大阪市営地下鉄「西中島南方駅」より徒歩1分
事務所写真