民間金融機関（保証協会）とは

民間金融機関には、普通銀行(地方銀行や都市銀行)や長期金融機関(信託銀行)、中小企業金融専門機関(信用金庫等)、農林漁業金融機関などがありますが、ここでは保証協会付きで銀行から融資を受ける場合について説明をします。

まず保証協会とは信用保証協会のことで、銀行から融資を受ける際に連帯保証人になってくれる公的機関です。この信用保証協会付きで融資を受けようとした場合、金融機関側のリスクが低減するため融資が受けやすくなります。

融資の対象となるのは個人事業主の場合、常用雇用している従業員が100名以下、法人の場合は300名以下です。

また、融資の制度にはセーフティネット4号、セーフティネット5号、危機関連保証の3種類があり、収益の減少率や保証の割合に基づいて区分が行われています。それぞれ融資の上限額は2.8億円、4000万円までの融資では金利や保証料がありません。
4000万円以上の融資は民間の金融機関との協議で決定し、返済期間は10年以内です。

これらは併用することが可能ですが、セーフティネット4号とセーフティネット5号については上限金額は合算運用されるので注意が必要です。

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